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特別コラム

マンモグラフィで、がんを見つけにくい乳房とは?

発見率を高めるために「超音波」の検査も

昨今の芸能人の報道などで、乳がんに対する関心がより高まっています。
マスコミから流される情報は必ずしも正しくなく、「マンモグラフィ検診を定期的に受けているのに見つからなかったなんて、医者が悪い」とか「そんな検診なら不要だ」と極論が交わされるのは嘆かわしいことです。
それでは「マンモグラフィをとれば乳房の病気は全てわかるのか?」

答えはNo!です。

写真を見ていただくと、乳房の「白さ」がそれぞれ異なっていることがおわかりいただけるでしょう。
一般に乳がんはマンモグラフィで「白く」写ります。「しこり」であれ、「石灰化」であれ、そのほかの所見でもそうです。
ところが、写真いちばん右のように乳腺そのものの密度が高く、そもそもの乳房が白く写る方がいらっしゃいます。一般には若い女性ほど、授乳歴が少ないほど、そうです。(もちろんそうでない方もいらっしゃいます)
そういう乳房の中で白い病変を見つけられる確率は、低くなることがお分かりいただけると思います。

乳がん検診をうけていただく方にこのようなご説明をし、発見率を高めるために(かつ余計な良性病変を拾わないために)「超音波」の検査をお勧めするのはこのためです。
もちろん、マンモグラフィそのものも、機器、撮影技術、読影のクオリティによって診断に雲泥の差が出てくることは言わずもがなです。

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