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特別コラム

皮膚の切開線

キズを目立たせない工夫で自然な仕上がりに

乳腺のしこり(特に良性の場合)を摘出するとき、どんなふうにキズを入れるか、というのは術者の裁量にまかされるところです。
病院にとっては、真上を大きく切ってキズが目立とうが、時間をかけて目立たない切開をしようが、「診療点数」は同じです。
しかし、女性の大事なおっぱいですから、、、「しこりをとる」といういうだけでなく、出来るだけキズを目立たせないように、努力をしています。

たとえば写真の症例は「脂肪注入」による豊胸術をしたあとに、入れた脂肪が硬くしこりになった方です。そのしこりを取り出す手術前後の写真です。(左右は別の症例です)
当院では、このように「傍乳輪ジグザグ切開」をよく行っています。
乳輪のまわりをジグザグに切ることで、キズのひきつれなどが起こりにくく、目立ちにくい自然な仕上がりになります。
皮膚は縮んだりよれたりしますから、手技としてはやや煩雑なのですが、左の写真のようにジグザグの角に入れ墨をしながら手術をし、縫合がずれないように工夫しています。
大事なおっぱいに対して、「病気を治すこと」と、「仕上がりをきれいにすること」の両立を追求しています。

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