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特別コラム

遺伝性乳がん・卵巣がん症候群

まずは遺伝カウンセリングを

今日はカタいお話です。
「乳がん」「卵巣がん」の中には、遺伝するものがあります。
なかでもよく知られているのが、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群:HBOC*(Hereditary Breast and/or Ovarian Cancer Syndrome)です。
アンジェリーナ ジョリーさんのカミングアウトで一躍注目されることとなりました。

乳癌全体で遺伝性の乳癌が占める割合は約10%ですが、民族間で差があることが知られています。
乳がんや卵巣がんの発症と関連している2種類の遺伝子はBRCA1、BRCA2遺伝子と呼ばれます。この2種類の遺伝子は男女関係なく誰でももっている遺伝子ですが、生まれつきこの遺伝子のどちらかに病的変異があると、乳がんや卵巣がんなどになりやすいことが分かっていて、以下のような特徴があります。
・ 若くして乳がんになる
・ 乳がんを多発する(対側乳がん・同側乳がん)
・ 乳がんだけでなく卵巣がんも発症する可能性がある
・ 常染色体優性遺伝なので親から子へ50%の確率で遺伝する
・ 男性でも男性乳がんや前立腺がんなどのリスクの上昇を負う
遺伝がかかわる病気は複雑な問題を孕んでいます。
まずはカウンセリングが重要です。
長崎県では長崎大学病院で遺伝カウンセリングを行っています。

遺伝性乳がん・卵巣がん症候群についての詳しい情報はhttp://www.hboc.info/もご覧ください。

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