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特別コラム

乳房の痛み

当院を受診される患者さんに一番多い症状

ってなんだと思いますか?
しこり?分泌?それとも、、、
実は、「乳房の痛み」なんです。
中でも「思春期のころのような痛みが、この歳になって出てくるなんて…」と心配されて来院される40歳前後の方が多いのです。
なぜそんな症状が出るのでしょうか?
ちょっと難しい話になりますが、興味のある方はお読みください。

エストロゲンと「痛み」や「張り」

女性ホルモン=エストロゲンは、ほぼ30歳前にピークに達し、その後は次第に低下していきます。40歳代にはその低下は顕著になり、やがて閉経を迎えます。
乳腺を作っている多くの細胞(乳がんの発生母地でもあります)=乳管上皮細胞はエストロゲンへの反応性をもっています。エストロゲン受容体(ER)が発現している、ということです。このERは40歳前後になりエストロゲンレベルが下がるとアップレギュレーションされ、要するに体内のエストロゲンの動きに『過敏に』反応するようになります。そうするとホルモンの動向に沿って、「痛み」や「張り」が出現するのです。
これはひとつの生理的な反応であり、「癌なのでは!!」と心配する症状ではありません。

ついでに言いますと、このような症状は過去の授乳のしかたにも関わっています。
当院のデータでは、全くあるいは少ししか授乳をしていない人は、授乳をたくさんした方に比べて痛みや張りの症状が出やすい傾向にあります。左右で授乳の仕方が違った人も同様です。
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